歌手で俳優の中村雅俊が11日放送の関西テレビ「おかべろ」に出演。超新人時代に石原裕次郎さんに対して行った〝大失態〟を振り返った。

 その失態とは「裕次郎さんを2時間半待たせた」というもの。そのうわさについて確認された中村は「はい、本当です」とうなずき、「ほんとのデビュー(のころ)です。『われら青春!』ってデビュー作のプロデューサーが、『太陽にほえろ!』のプロデューサーでもあったんです。それで、俺テレビに出たことないですから、慣らすために一回『太陽にほえろ!』にお医者さんの役で『出ろ』と」と回想し始めた。

 しかし、その撮影初日、中村は文学座の同期の家で徹夜で麻雀をしていたといい「朝に同期のとこに電話がかかってきて『そこに中村君いないか?』って文学座から連絡が入って。『もしもし』って言ったら『何やってんの! すぐ国際放映(スタジオ)に行きなさい!』『今日、撮影日でしょ!』とかって言われて。え?と思って初めてタクシーに乗って国際放映まで行って…」と頭をかいた。到着すると、助監督が門で待っており「裕次郎さんが待ってるから」「あんた2時間半遅れてるから」と通告されたという。

 これにMCのナインティナイン・岡村隆史が「ちょっと待ってください! 『太陽にほえろ!』に出るっていうのは分かってらっしゃったんですよね?」とあまりに大胆な行動を不思議がると、中村は「それがね、結果として(文学座の)映画放送部の人が1日違って俺に教えたんですよ。そりゃ、撮影日決まってたら絶対守るでしょ。麻雀なんてしないですよ」と所属事務所の連絡ミスだったと明かした。

 とはいえ、遅刻したことに代わりはない。中村は助監督に連れられて石原さんの楽屋へ謝罪に向かったが「裕次郎さんは後ろ姿で『どうもすいませんでした!』って言ったら、裕次郎さんが『うん』…で、おしまいだったんですよ。『え!?いいのこれで』みたいな」とその〝寛大〟すぎる対応に救われたと証言していた。