落語家の桂塩鯛(70)が8日、大阪・サンケイホールブリーゼで行われた「古希記念 桂塩鯛独演会」(10月26日)の取材会に出席した。

 同公演の演目は「たけのこ」「妾馬」のほかに、襲名披露以来という「試し酒」を16年ぶりに披露する。ゲストとして桂文枝が出演する。

 若い頃の無理がたたって門脈血栓症を患い、体力が落ちているという。

 塩鯛は「2月くらいから体力がガタっと落ちた。このまま元気でいけるんかいな。うちの師匠(2代目・桂ざこばさん=享年76)より1年ぐらい長生きしたい」と話した。

 また、仕事をセーブしていきたいと言うが、「今までやっていた落語会は続けていきたい。楽しみにしている方がいらっしゃるので」と意気込んだ。

 演目「たけのこ」について「落語の原点やと思うんです。(桂)米朝師匠がよくおっしゃっていたんです」と話した。

「妾馬」は笑福亭鶴瓶に速記本(口演筆録)をもらったといい、「絶対やってや』とお願いされたという。

 米朝一門会でもやってこなかった「試し酒」については「70歳を機に、襲名しまして16年もたちましたということでやらせていただきます。うちの師匠に『試し酒は、ええな』と(襲名披露以前に)言うていただいたこともあるんです」。

 ゲスト出演する桂文枝に落語「鯛」を教えてもらって以来、稽古をつけてもらう仲。「文枝師匠は、噺家口調じゃない。スマートで非常に分かりやすい」と絶賛した。

 7日にはプロ野球・阪神が最速リーグ優勝を果たしたが「クライマックスシリーズは、したらアカンと思う。借金のあるチームがCSに出てきて万が一、阪神が負けたらエライことになりまっせ。大リーグ(ワイルドカード)とわけちゃうからね」と指摘した。