映画監督の山田洋次(93)と俳優の笹野高史(77)が27日、都内で行われた映画「男はつらいよ」ファン感謝祭イベントに出席した。
山田監督は「今日が第1作の封切りの日(1969年8月27日)だそうなんだけれど、忘れてしまうくらい遠い遠い昔のことになってしまいました」としみじみ。
作品について「ああいう人間たちを描きたかった。絵描きが絵を描くことや、音楽家が演奏する気持ちと同じなんじゃないかな。僕にとっては楽しい面白い仕事。でも作ってるうちにきつくなってきたりする。そういう矛盾を感じながら作っています」と語った。
イベントでは最新作「TOKYOタクシー」(11月21日公開)にちなんだトークも展開された。
「TOKYOタクシーに寅さんが乗ったら?」の質問に、山田監督は「考えただけでうれしくなっちゃうね。寅さんは一日乗り回して、お金を払えないわね。どうするんだろうね」とうれしそうに語った。
寅さんシリーズ12本に出演し、「生まれ変わったら、第1作から出たい」と語る笹野はTOKYOタクシーにも出演。
「『TOKYOタクシー』でも叱られました。(昔から)ずっと叱られております。私77歳ですよ。よその現場だと最年長で叱られることなんてないんです」というが、「この年で怒られるのがうれしかった。叱ってくれる監督がいるってなんて幸せなんだろう」と笑顔だった。












