タレントの上沼恵美子が21日、「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)に出演し、全国で大ヒット上映中の映画「国宝」について言及した。

 同作は、任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描く物語だ。

 上沼は同作について「ほんまにああやって一つの作品に入り込んで、修行しはんねんなって感動した。こんだけ修行して、ひとつの映画にいそしむって、そんなんできないから、恥ずかしくて見てられへんわ。(悪魔に魂を売ってでも)芸がうまくなりたいって言いはるんやで」と絶賛。

 自身の経験とも重ね合わせ「宴会で誰も聞いてないところで、漫才ってあるやろ。歌舞伎もあんねん。驚いたね。誰も見てない、酔っぱらって」。

 また、同作では酔客にセクハラまがいのことをされる場面がある。

「あのシーンは嫌やった。屋上で踊るって、あんなお芝居できへんな。すごいと思った。吉沢亮って、あんなにうまいんだ。急に踊るの。最高やな。一瞬、歌舞伎役者になったもん。(目の縁取りの赤いラインが)血の涙になったな」と感心した様子。

 そして「あれ(国宝)は吉沢亮さんの代表作やな。私もね、人間で生まれて良かったなと思った瞬間だった。なんか震えたな。心の財産。日本文化の財産を抱きかかえることができる」と手放しで称賛していた。