フジテレビは6日、元タレントの中居正広氏の女性トラブルに端を発した同局の問題を検証した番組「検証 フジテレビ問題~反省と再生・改革~」を放送。港浩一元社長ら経営幹部による性別・年齢・容姿重視の〝不適切会合〟の検証を行った。
3月31日に公表された第三者委員会の報告書では、性別・年齢・容姿に着目した会合が人権侵害のリスクを助長していたと指摘されている。
番組では、都内の高級飲食店などで開催されていた港元社長主催の若手女性社員たちのみ参加する〝会合〟を取り上げた。
港氏主催の〝チーム〟には暗黙のルールが存在。加工した音声のみでインタビューに応じたメンバーの女性は「どんな用事があっても基本的には必ず参加する。誘われた飲み会を最優先で(スケジュールに)入れる。選ばれていない女性もいるので、嫉妬につながったりするので、『あまりこの会のことは外に言わないでほしい』ということは言われました」と、口外禁止のルールもあったようだ。
その後、女性たちの証言を元に港氏本人が答える姿も取り上げられた。
港氏はチームの結成は自らの発案だったと明かし、口外禁止については、「あの…冗談なんですけどね」と言葉少なだった。
報告書では港氏の会合で不快な思いをした女性社員はいなかったと記載されている。しかし、港氏の会合を知った番組プロデューサーらが個別に〝港氏会合チーム〟に接触し、接待に参加させていたことが明らかになり、女性社員たちの負担になっていたという。
チームの女性は「夜中の1時、2時までかかったりすることもありましたし、(接待相手の)隣でお酌することもありました。体力、精神力を使い切ったなと感じていました」と振り返れば、大物タレントを接待した別の女性は「『この後、2人で飲めないか?』と確認があって。無下にすることはできないし、私が断ることでフジテレビのことを嫌いになってしまうのでは、と。大好きな会社が不利益をこうむると思うと、下手に動けないなって。(他に)相談すると、港さんを囲む会の存在がバレてしまうので、ジレンマが精神的につらかった」とし、「異様な会だった。見た目の良い若手女性社員だけを集めて」などと話した。
なお、取材で「なんで男性社員が入らないのか?」と聞かれると、港氏は「女性だけの方が話しやすいというか、女子トークといいますか。仲良くなれるなということですね」と説明し、「ただ、今の時代だと許されない会合なんだろうなと、今になれば思います」と反省の弁を述べた。












