俳優のトミー・バストウが3日、大阪・関西万博「アイルランドパビリオン」で行われた「アイルランド首相万博訪問記念レセプション」に参加した。

 アイルランドのミホール・マーティン首相は「当パビリオンは、アイルランドの政府機関や企業が、この活気ある関西地方と交流し、アイルランドが誇る最高の製品やイノベーションを紹介するためのプラットホームも提供しています」と紹介した。

 トミーは2025年度後期に放送予定のNHK朝の連続テレビ小説「ばけばけ」で、ヒロインの夫となる英語教師・ヘブン役を演じる。同作は、アイルランド系でギリシャ生まれの日本研究家・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルにした物語。ハーンをモデルにしたのがヘブンだ。この日「ばけばけ」の予告編も初公開された。

 ミホール首相は「ハーンは1890年にジャーナリストとして日本を訪れ、このすばらしい国(日本)についてもっと知りたいと願う西洋の読者に向けて、日本の生活について書きました。この国が大きな変化(近代化)を迎えていた時代、彼は妻のセツと共に日本の物語や民話を書き記しました」と世界的ベストセラーなったハーンの著書「怪談」について解説した。

 続けて「このすばらしい創造的なつながりの物語に光を当て、新しい世代に伝えてくださった関係者のみなさまに心からお祝い申し上げます」と祝辞を述べた。

 最後にコメントを求められたトミーは「この作品は、アイルランドと日本をつなぐかけ橋となるでしょう。アイルランドの人々に、日本の国を通して伝えられた(ハーンの)物語を感じる機会が得られるよう、アイルランドでも公開されることを心より願っております」とアピールしていた。