TOKIO国分太一の〝コンプラ違反〟をめぐる日本テレビ社長の会見が物議をかもしている。

 国分は20日、レギュラー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」などの番組で複数のコンプラ違反が発覚し、無期限活動休止を発表した。

 これに伴い、日テレの福田博之社長が午後1時から会見を開催。事案を認知したのは5月27日で、関連する担当者からの報告だったという。

 一方で被害者の有無や時期など、コンプラ違反の詳細については「プライバシー保護の観点からお答えできない」の一点張り。これに一部記者のから「こっちは被害者の名前を教えろって言ってるんじゃないんですよ!」と怒号が飛び交う場面もあった。

 テレビ界では元タレント中居正広氏の女性トラブルで、人権意識がかつてないほど高まっている。騒動が飛び火したフジテレビはCMが次々とストップし、大打撃を食らった。

 日テレはこれまでもハラスメントや人権侵害などがあった場合には速やかに「通報窓口」に通報するよう社員やスタッフに周知してきた。中居氏の騒動渦中の今年1月21日には社外にも「通報窓口」を〝解放〟。併せて番組の制作現場などで「会食などにおける不適切な性的接触」がなかったか、外部の専門家を入れて社員らにヒアリングを実施した。

 2月14日、日テレは調査結果を公表。186人へのヒアリングとアンケートを行った結果「該当する会食は確認されなかった」と胸を張った。

 同時期にはTBSも社内調査を行い、4月に出演者によるハラスメントへの対応が不十分だったケースが4件確認されたと公表している。

 テレビ関係者は「国分さんの複数のコンプラ違反はつい最近のことではないと聞いている。日テレの『通報窓口』がどの程度機能していたかは疑問が残る。不適切会食にしても調査開始から1か月も経たないうちに『問題なし』と公表したのは驚いた。早いな、と。日テレのガバナンスが問われる事態にもなりかねない」と指摘している。