俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第22回「「小生、酒上不埒にて」が8日、オンエアされ、福原遥(26)演じる誰袖花魁の妖艶ぶりに「怖すぎる」とSNSで話題になった。

 ロシアとの交易を始めるため、蝦夷地を松前藩から上知(=幕府の直轄地に)する計画を進める田沼意次(渡辺謙)。そのため松前家とロシアの抜荷(密貿易)の証拠が必要で、意次の息子・意知(宮沢氷魚)が暗躍する。意知は蝦夷地に詳しい人物に接近するため、吉原に潜入。その意知に興味を持ったのが誰袖だった。

 誰袖は意知に抜荷の証拠を探す代わりに「身請け」を要求する。意知は意に介さなかったが、誰袖は藩主の弟で松前藩江戸家老の松前廣年(ひょうろく)に接触を試み、密貿易の証をつかもうとする。

 その証拠として誰袖が手にしたのが、廣年のしていた腕飾り。その腕飾りとともに「ヲロシヤ(ロシア)のしなのコハクなる石」と手紙にしたため、「抜荷の証」として意知に送った。この証拠に、意知は「ヲロシヤ産のものを持っておるというだけでは、蝦夷と交易する商人を通して手に入れたというだけで終わりだ」と、抜荷の証拠にはならないことを告げる。

 意知は「これで間者ごっこはよしにしておけ」とたしなめるが、誰袖は「ではこの際、弟君に蝦夷を通さぬ抜荷とやらをやらせては」と提案。自由になるお金がない廣年に抜荷をさせようというのだ。「身請けをしてくださるなら、この先を進めてもよろしうありんすが」と提案する。

 意知がそこまでして身請けをする理由を尋ねると、誰袖は「わっちは吉原一の二枚目好みにございまして、この顔、日がな一日、眺めて過ごす身となりたいのでござりんす」。この申し出に意知も「見事、抜荷の証を立てられた暁には、そなたを落籍いたそう」と承諾する。

 誰袖の〝活躍〟ぶりに、視聴者からは「誰袖の黒いところを見てしまった気がする」「ヤバい女だ誰袖」「悪魔のような作戦を進めてくる誰袖」「誰袖こわい」との投稿が相次いでいる。