NHK連続テレビ小説「あんぱん」で漫画家のやなせたかしさんをモデルにした役を演じる俳優の北村匠海(27)が、10月期のテレビ朝日系連続ドラマへの出演で内定しているという。俳優としてさらにステップアップしそうな勢いだ。

「あんぱん」は「アンパンマン」の作者のやなせさん、妻の暢さんをモデルにした作品。北村は柳井嵩役を、ヒロインの今田美桜は朝田のぶ役をそれぞれ演じる。舞台は高知だ。

 北村は撮影で、ジャムおじさんをモチーフにした「ヤムおんちゃん」ことパン職人の屋村草吉役を演じる阿部サダヲと〝アドリブ合戦〟を繰り広げているという。

 制作会社関係者は「物語の設定上、北村さんは土佐弁をほとんど使っていません。それもあってか、掛け合いのシーンでは阿部さんからアドリブを入れられ、北村さんはそれに応じている。当初は阿部さんのアドリブに苦笑いすることもありましたが、今では阿吽の呼吸で楽しみながら演じています」と明かす。

 同作で描かれる柳井家では、嵩の父親役を二宮和也、母親役を松嶋菜々子、伯父役を竹野内豊がそれぞれ演じるなど豪華役者がズラリ。北村にとっては刺激が多く、俳優としてプラスになるのは間違いない。

 北村は、俳優の大泉洋が主演する10月期のテレ朝系連ドラへの出演が内定しているという。

「大泉さんは、〝俳優界のアドリブ王〟とも称された故西田敏行さんもうなったほどのアドリブ好き。主演作となれば、よりアドリブを炸裂させるだろうし、北村さんはその対応力、瞬発力が求められるでしょう」(前出関係者)

 北村は「あんぱん」で阿部、10月期のテレ朝系連ドラでは大泉と立て続けに〝アドリブ俳優〟と共演するわけだ。

 賞レースでは、女優の浜辺美波とダブル主演した映画「君の膵臓をたべたい」(2017年)で18年の第41回日本アカデミー賞で新人俳優賞を獲得している。クセが強めの個性派俳優との共演が続き、演技に磨きがかかりそうだ。