ピン芸人の三浦マイルド(47)が今月、地元の広島県江田島市で会社を立ち上げ、〝起業〟したことが分かった。会社名はズバリ「三浦マイルド商店合同会社」だ。いったいどんな目的で会社を立ち上げたのか? 本人を直撃したところ、そこには〝地元を盛り上げたい〟という熱い気持ちがあった――。
2013年に行われた一人芸日本一決定戦「R-1ぐらんぷり」で優勝したマイルドは、翌14年に拠点を大阪から東京に移した。さらに昨年2月には、母親の介護のため生まれ故郷である江田島市に戻り、現在は広島を中心に芸人活動を行っている。
そして今月、三浦マイルド商店合同会社を立ち上げた。マイルドを取材すると「5月7日が設立日になります。まずやることは、広島の名産であるカキが入ったレトルトカレーを販売すること。実は僕が住んでる江田島はカキが名産なんですよ」と明かした。
商品名は漢字表記で「江田島牡蠣咖喱」だ。そもそものきっかけは、まだ広島に戻る前の一昨年末、広島空港でカキの入ったカレーを食べたこと。「最初はカレーとカキなんて絶対合わないと思った。でも食べたら、カキからいいダシが出てカレー自体もおいしくなるんですよ」
ただ、材料費などもかかるため、今月21日から6月末まで資金を集めるクラウドファンディングを実施する。「目標は100万円です。1人前800~900円くらいで8月くらいから販売したい。おみやげものとして広島空港や広島駅で売ろうと思ってます」
マイルドは多くの後輩芸人に慕われており、〝マイルド軍団〟の総帥としても知られている。メンバーは霜降り明星やオズワルド、さらに結成16年以上で争う漫才の賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」で準決勝に進出した金属バットなど、そうそうたる面々だ。
「後輩たちも『食べてみたい』って言ってます。でも、金属バットなんかは、おいしくなかったら『おいしくない』って平気で言うんですよ。でも、アイツらを満足させる自信はある。『いいじゃないですか! 兄さん』って言わせます」
会社を立ち上げたのは、レトルトカレーを売るためだけではないという。マイルドは「正直、材料費などもかかるので、カレーはそんなにもうからないと思う。むしろカレーは地元の食材を使って、広島県や江田島市などの地域を盛り上げるために始めます。一方で『三浦マイルド商店』には〝芸能プロダクション〟としての事業目的も入ってるので、そちらもやっていきたい」と夢を明かした。
芸能プロといっても、多くの所属タレントを抱えるつもりはない。「所属タレントは僕1人だけですね。やりたいのはイベントの企画や制作、運営などですね。こっちに来ていろんな人にお世話になってるので、恩返しも兼ねて地域を盛り上げていきたいんです」
自身を「所属タレント」というように、芸人としてこれからも活動していくつもりだ。マイルドは「カレーで地域を盛り上げていって、自分は変わらず、芸人としてやっていきます!」と熱く語った。
☆みうら・まいるど 1977年10月18日生まれ。広島県江田島市出身。本名・三浦健一。吉本興業所属。NSC大阪校23期(2000年入学)。同期はおいでやす小田、友近など。13年の「R-1ぐらんぷり」で、〝広島弁講座〟のネタで優勝。R-1ではその後、17、19年でも決勝進出した。霜降り明星や金属バットなど、実力派芸人が多数所属する「マイルド軍団」の総帥でもある。












