人気ユーチューバーで「アトム法律事務所」弁護士の岡野タケシ氏が13日、X(旧ツイッター)を更新。元タレントの中居正広氏の代理人弁護士が、フジテレビの第三者委員会の調査報告書に反論したことに言及した。

 岡野氏は「中居正広氏がフジテレビ第三者委の『性暴力認定』に反論した件。本来なら、こうした深刻な事実認定は、双方に主張・反論の機会がきちんと保障された法廷で扱われるべきものだ」とした上で「しかし今回は、裁判の場にそれを持ち込むことができなかった。そもそも、本件は報道等で公になった時点で、示談によって金銭的な問題が解決していた」と説明。

 続けて「民事裁判では、金銭的な請求が前提になければ審理は行われない。金銭問題が解決済みである以上、裁判所に『性暴力の有無だけ判断してほしい』と訴えることはできない」と指摘し「刑事裁判も使えない。刑事裁判は、検察が事件を起訴しない限り始まらないが、今回は示談が成立し、被害届も出されていない。つまり、刑事手続のルートも完全に閉ざされている。その結果、中居氏には司法の場で反論する術がなく、このような形で意見表明するしかなかった。中居氏側が取れた、精一杯の反論である」と考察した。