ボクシングの元世界3階級制覇王者で大橋ジムトレーナーの八重樫東氏がYouTubeチャンネル「八重樫東のやえちゃんねる」で、WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)とIBF同級王者・西田凌佑(六島)による王座統一戦(6月8日、東京・有明コロシアム)の行方を占った。

 八重樫氏は「やっぱり、大方『中谷君が…』みたいな感じでお話しされている方が多いと思います」と前置きしながらも「西田選手って、みなさんが思ってるほど弱くはないというか。もちろん、世界チャンピオンで強い。動きの一つひとつが堅実。あと、無駄な動きをしない。要所要所うまいし、ディフェンス能力も高い。アウトボクサーと思われがちかもしれないけど、意外と狭いところも得意」と指摘する。

 さらに「技術戦になるのは間違いない。地力は中谷選手の方があるかもしれないけど、僕の中では西田選手の参謀、武市トレーナーがいるので。武市さんは僕も試合したことあるんですけど、結構くせ者ですよ。戦略をつくるのがすごく上手。どんなふうにしたら相手が嫌がるのか、すごく綿密に練られている作戦がある。それを中谷選手にはめた時に、ポイントを取っていけるかもしれない」と展開を予想した。

 その上で「KO、KOじゃないというのは分からない。ただ、技術戦になる部分は間違いない。その技術で優れた方が勝つ。バチバチの殴り合いとか、そういう問題じゃない。玄人がうなるような技術戦になるのでは」と好試合に期待した。