ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)と5月4日(日本時間同5日)にネバダ州ラスベガスで対戦するWBA同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)が23日(同24日)にロサンゼルス市内のジムで意気込みを語った。

 ――井上との対戦を初めて聞いたときは

 カルディナス とにかくハッピー、幸福感。なぜなら、自分は最高の選手とできるポジションにいたいとかねて思っていて、彼は最高の選手だから、現代の素晴らしい選手の1人と対戦できるのは幸せなことだ。

 ――井上の戦いを初めて見たのはいつか

 カルディナス おそらく結構前…ベガスで戦った時だったと思う。印象? 素晴らしいファイターだということ。

 ――井上のようなファイターとどう戦うか

 カルディナス いつもと同じように戦うよ。自分はいつもジムに行って、毎日出せるすべてを出しているから。

 ――メンタル的にどう対応しているか

 カルディナス 俺はファイターだ。彼もそうであるように、俺らはファイター。やることやって準備し、最終的にはリングの上に上がり、ファイトするだけ。

 ――対戦相手によっては、戦う前の段階でやめてしまう人もいる

 カルディナス 何をどうしたって、打たれることには変わりない。彼が彼である理由、それをわかった上でリングに上がる。これはボクシングだ。自分にできることを全てやって挑むだけだ。

 ――どんなビジョンを描いているか

 カルディナス 彼ら(審判)が俺の腕を上げて勝っているところさ。他になんて言っていいかわからない。自分にとっては夢をかなえる場面。戦いに出て行って幸せであること。だから、彼がパンチして、俺がパンチしているところ。ボクシングだよ。

 ――彼の前評判は気にならないか

 カルディナス 26KOという数字が物語っている。みんな彼が強くパンチしてくるのを知っている。何度も言うが、これはボクシングだ。これまでの数字が(実力を)物語っている。

 ――楽しみか

 カルディナス 当然楽しみだ。ボストンで育ち(マニー)パッキャオ(フィリピン)とか、カネロ(サウル・アルバレス=メキシコ)など多くの選手を見てきて、いつか自分も…と言い聞かせていて、ついにここまで来たんだ。

 ――強敵との試合が迫っている

 カルディナス 誰もが彼の持つクオリティーを知っている。それは彼の実績が物語っている。だからタフな戦いになるのは間違いない。だが、自分はいつも通りしっかり整え、リングに上がり自分の仕事をするだけ。その準備はできている。