21日のフジテレビ系月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」第2話で、シリーズ新キャストの石田ひかり演じる律子が、仕事仲間となった和平(中井貴一)に対し一転、駆け寄るシーンが序盤に見られた。

 鎌倉にあふれるインバウンド客への対応を巧みにこなす律子。市観光推進課で働く和平はそんな姿に「早田さん」と声をかけ、「グッジョブ」ポーズを送る。すると律子はうれし泣きのように表情を崩した後、右腕を突き上げるガッツポーズで応じ、和平へダッシュ。向き合うと「私も未亡人です」。怪訝な和平に構わず「フフッ」と微笑むや、小走りに去って行った…。

 後日、和平は家族同然の千明(小泉今日子)との会話でこの出来事を持ち出す。「キタキタキタキタね」と盛り上がる千明は、和平の「エロ本大好き事件」に言及。和平は「タイトルが違う。号泣事件です」と訂正。千明が「その話まだ聞かせてもらってないから(間違えた)…」と言ったところで2話は終わった。

 律子の唐突な発言はXで「思わず『私も未亡人です』には大笑い」「律子さん可愛い」「なんか似合うんだよなそういう女の役」などと反響を呼んだ。「未亡人」は死語と化した差別的語句ながら、自身を呼んだ場面とあって、ジョークの類と受け止められたようだ。

 律子は夫を亡くして鎌倉で実家暮らし中。市はインバウンド対応で外国語が使える人材を求めており、観光協会のスタッフ募集に応じた。第1話で和平と初対面の再、長倉という姓を聞いて「ひょっとして、くらちゃん…」と漏らすや、身構えて警戒心の塊に。ドン引きしていた。

 この対面に先立ち律子は、亡き父の遺品にあった「くらちゃんへ」と書かれた箱を開けて仰天。中身はアダルト本で、つまみ上げた1冊は「未亡人開発」というタイトルがついていた。この件を和平は当然、知らない。律子の父は鎌倉の名物爺さんだった。

 1話では長倉家の会話で「エロ本号泣事件」が回顧されていた。和平が少年時代、隠していたアダルト本を母に見つけられ、7時間詰められたあげくに号泣。長倉家「伝説の事件」と言われる。

 律子の謎めいた態度豹変と2話にわたって登場した「未亡人」「エロ本号泣事件」。2つの〝キーワード〟は何かの伏線なのか…。