◇森下愛梨(27)静岡支部120期

「カラダを動かすことが好き。温泉も好きでサウナとかも好きですね。減量のサウナとかじゃなくて、カラダを整える方のサウナですよ(笑い)」とイマドキ女子らしいかわいさの中にもりりしい表情で話す静岡支部で期待の若手女子。そんな彼女だが、昨夏に選手生活で大きな出来事を迎えた。

 2024年8月6日、まるがめヴィーナスシリーズで初出走から7年3か月での初Vを決めた。手にしたのは中堅機だったが、初日から連勝と好発進。予選道中も大崩れない走りで着をまとめ、予選を2位通過。準優は自身初の1号艇。「あの時は準優が一番緊張しましたね」と振り返る。

 準優も難なくクリアすると迎えた優勝戦。先マイするも外に流れて2コースの佐々木裕美に差される。しかし「外、外を回って攻めるレースをしようと思っていました」と道中迫力満点の逆転レースで劇的な初V奪取。「乗りやすさがあって握っていけるような足でしたね。スタートさえ遅れなければ勝てる足でした」と真夏の一夜を振り返った。

 2025年後期適用勝率は25日時点でA級初昇格ペースの5・50(5日現在)と着実に地力もアップ。2節前の下関ヴィーナスシリーズでも優出している。「スタート力を上げる意識をしています。特訓でも本番を想定しています」。その言葉通り、2022年から2024年の平均スタートはコンマ20前後だったが、今年に入りコンマ17と大きく改善した。

 今後に向けて「調整も乗り心地、劣勢でも伸びるような足を求めています」と明かす。さらにスタート力の向上と自身が求める舟足に近づけた時、ボートレース界においても爆発的な存在となるだろう。

〈森下愛梨 今後の出走予定〉
◇3月6~9日 からつ一般戦
◇3月24~29日 江戸川男女W優勝戦
◇4月2~7日 蒲郡一般戦

 ☆もりした・あいり 1997年1月15日生まれ。静岡支部の120期生。静岡県出身。2017年5月に浜名湖でデビュー。2019年1月の浜名湖で初勝利。昨年8月のまるがめヴィーナスシリーズで初優勝。通算4優出1V。同期には前田篤哉、佐々木完太、石原翼、馬野耀、井本昌也、安井瑞紀、山本梨菜ら。