【女子ボートレーサー・インタビュー 大久保佑香(23=埼玉)前編】
――ボートレーサーを目指すきっかけは
大久保 父とボートレース桐生に行って魅了されました。それまでは、ずっと助産師を目指していたんです。そこで一気にボートレーサーになりたいと思いました。魅力的なスポーツなのに気づいてない人もいるけど、私は気づいてしまった。かっこいいなと思ったし、自分が走る側として活躍できたらすごいことだなと思いました。
――2021年5月にデビュー。2025年前期適用勝率は4・03でB1級。現在の課題は
大久保 よく先輩方にも言われていることなんですけど、走る位置がヘタということ。道中で競っている時に「優しい走りをしてしまっている」と言われます。自分の走りたい位置で走る意識が先走りすぎて、あまり動かないで走ってしまう。それでさばくのが上手な人に簡単に読まれたりして抜かれることが多い。そこが課題。だから、いっぱいレースを見て勉強していきたいと思います。
――自信を持っていることは
大久保 旋回能力は全然ないというわけではないので調整が合っている時は思い切って行けているかな。
――決まり手は「まくり差し」が目立つ
大久保 レースでは突然、弱気になって、まくり切るというのが怖くてできない。「まくり差し」のラインが見えるのはいいことだけど、もう少しアグレッシブなレースができてもいいんじゃないかなと思っています。失敗が怖くていつも「まくり」ではなく「まくり差し」ができるところを探している。それはあまり良くないのかなと思っています。
――どうやって克服する
大久保 ペラ調整で初動や1周1Mで出て行ける乗りやすさを求めて調整しています。ペラの形は早めにいいところを見つけて、そこからは整備です。
――本体整備にも力を入れている
大久保 整備の勉強もしていることが多いですね。「こうなったらどうなるかな」とかをチャレンジしたり…。ペラかエンジンのどちらかを固定します。エンジンは申し分ないなと思ったらペラを煮詰めるし、ペラの形が問題ないと思ったらエンジンを煮詰める。将来的にはどっちでもできる選手になりたい。
――レース中に心がけていることは
大久保 冷静にいきたいと思っています。先輩方のアドバイスをレース中にも意識できるくらいに頭に叩き込んでいるんですが、レース中というのは視野が狭くなりがちです。そこで、ふと先輩の言葉を思い出せるようにしたい。












