昨年10月に76歳で死去した俳優・西田敏行さんのお別れの会が18日、東京・港区の増上寺で開かれる。

 祭壇は、西田さんの生まれ故郷・福島県の「磐梯山(ばんだいさん)」をモチーフに、手前の湖は別名「天鏡湖」と呼ばれる「猪苗代湖(いなわしろこ)」を表現。祭壇のお花は、福島県の県花・ネモトシャクナゲと、郡山市の木・ヤマザクラをイメージして、シャクナゲ208本や桜の枝50本を用いたほか、菊・桃・梅・ダリア・ソリダコなど合計4000本の花で、豪華に彩られた。

 遺影は、約2年前にプロフィル用として写真家の山岸伸氏によって撮影された写真を使用。ベージュのスーツで柔らかな笑顔を見せた。ほかにも、会場では出演作品のパネルがずらりと並んだ。

 会場となった増上寺は1393年に創建された徳川家の菩提寺で、徳川秀忠をはじめ計6人の歴代将軍が埋葬され、徳川秀忠の正室・お江も同地に眠る。西田さんが徳川秀忠役として出演したNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」(2000年)にも登場し、徳川秀忠は臨終のシーンで「お江が眠る増上寺に葬ってほしい」と遺言をした。ドラマでのご縁から会場として増上寺が選ばれた。