ボートレース宮島の「中日スポーツ賞」が5日に開幕。今大会、当地専属・宮崎経督記者は地元の正木聖賢に熱視線。〝広島の闘将〟の素顔を明かす。

【つねちゃんの浅酌〝艇〟唱】今回は今大会出場する地元の正木聖賢選手をクローズアップします! 前づけ策も得意戦術の一つとして併せ持ち、果敢なレースを披露する広島支部の〝闘将〟と称される名物レーサーです。

 レースでは剛腕イメージがある聖賢クンだけど、前検では水面に出ると、いきなりエンジンを全開で回すことはせず、慣らし運転をして感触を確かめながら、徐々にスロットルを上げて行く。剛腕のイメージとはかけ離れたこの姿を見るたびに、エンジンを大事に扱う選手だなぁ~と感心していました。

 さらに一方では書道家という非常に繊細な一面も…。父が有名な書道家であることから、幼いころから書道をたしなんでいた。その得意分野を生かして現在、地元のボートレース宮島では、来場記念グッズのひとつとして業界初の「ご来場印」と称し、聖賢クンが書いた「来場記念 ボートレース 宮島」の札に当日の日付を押印して販売しているほど。「納得できるまで何度も書き直した」力作は、ボートレース宮島の1階サービスコーナーにて1枚300円、2枚セットで500円にて販売中。ぜひ手に取って見てくださいネ!

 そんな豪快さと繊細さを兼ね備えた聖賢クンだが、実はこれが復帰3節目のレース。選手登録更新時の視力検査で引っかかり、一時的な登録削除ながらも、SNS上では心ないコメントも多く飛び交った。正義感が強く真面目な聖賢クンだけに、悔しく歯がゆい思いもしただろう。そんな時を経て再検査をクリアし、1月から戦線に復帰して怒涛の巻き返しを狙う新たな「聖賢伝説」の幕が開けた。

 前検では「今のところ足的には普通だけど、いつも通りペラと、外周りの調整をやっていきます」と職人の目に豹変していた。久々の地元戦だけに、内に秘めた燃えるものもあるはず。その気持ちを水面で見せてもらおう!