フジテレビの清水賢治新社長が30日、同局で行われた取締役会後に報道陣の取材に応じた。

 12時に開始した取締役会は16時45分に終了。第三者委員会の調査へ協力した者の保護、経営刷新小委員会の設置、業績予想の修正・開示、CM差し替えの料金を請求しないことなどを決議した。

 清水社長は「今のフジテレビが皆さまからの信頼が落ちている状況だということは重々承知しております」と現状を受け止めた。第三者委員会の調査結果の報告は3月末がめどであることに触れ「今すぐできることはひとつずつやっていかないといけない。それの一歩目が今日決まった」と説明した。
 
 騒動に対して沈黙を守る日枝久取締役相談役も取締役会に出席した。「発言内容については詳細は控えさせていただきます。発言はございました」。去就についても「(辞任の議題は)ないです」と端的に否定した。

 新体制についての深い議論は行われなかったという。「これは段階を踏んでいかないと。今週、会長、社長が辞任されてますから。この段階で責任というものはお示しになられたことであり、それは決して軽いものではありません。ご理解願えればと思います」と発言するにとどめた。