タレント中居正広の女性トラブルに社員の関与が疑われているフジテレビは、中居が引退を発表した23日、社員説明会を開催。翌24日の朝生情報番組「めざまし8」は、この〝身内ネタ〟を1時間近く割いて取り上げた。

 フジは第三者委員会を23日に立ち上げ、3月末をめどに調査報告書を提出予定としている。金曜コメンテーターの経営コンサルタント・唐木明子氏は、調査事項の1つ〝類似する事案の有無〟が「すごく大切」だとし、注目点を2つ挙げた。

 1つは「かなりな重大な(中居の)事案」に対し、フジの経営陣や社内での受け止められ方がどうだったのかということ。一般の会社でも、デキる営業マンゆえなぜか見過ごされてしまうケースを例に挙げ、「それはあってならぬという前提で物事が進んでいかなかった、というところをどう捉えていくんですか?」。
 もう1つの「同じようなことが他にたくさん実は起きてたんじゃないですか?」も合わせ、その両方が実際あったとしたら、これはもう「企業風土を全部変えるって話」だという。

「大抵の場合は、トップ層が〝こういうことをやったらウチの組織では評価される〟とか、〝ウチはこういうふうにしたい〟っていうことを基に、(社員の)皆さんは段々と行動とか考え方が変わっていくので、そこから変えていく必要が出てくると…」

 調査結果を出すまであと2か月要する点についても「事業を経営するという観点から言うと、もっと早く」と指摘。社員たちが「変わりたい」と声を上げているのも踏まえ、嫌でも経営陣が〝こういうふうにやっていくんだ〟という意思を、早めに打ち出していくべきだという。

「3月末まで待つのはキツいですよ。第一四半期終わっちゃうからそこまで待てないですよね、事業としては。自主的にできるところはもっと早くやっていけるといいなと思います」

 余談だが、唐木氏は2000年に日本テレビ系「進ぬ!電波少年」で、坂本ちゃん(現タレント)が東大を目指す企画で登場した東大卒の家庭教師・ケイコ先生の実の姉だという。

〝企業経営のプロ〟唐木氏の声はフジ経営陣に届くか。