秋元康氏プロデュースの男性6人組昭和歌謡グループ「SHOW-WA」(ショウワ)の人気が広がっている。

 今年9月4日に「君の王子様」でメジャーデビューを飾ったばかりだが、地方のイベントでは、2000人を超えるファンを集め、関東圏では5000人近く集める人気ぶりだ。

 もともと同グループは、「夢をあきらめるな!オーディション」で3000人以上の中から選ばれ、昨年7月に結成された平均年齢35歳の6人組。同じオーディションで結成された兄弟グループのMATSURI(まつり)と、フジテレビ系「ぽかぽか」でメジャーデビューを賭けた番組企画で勝利し、秋元氏プロデュースで9月4日にメジャーデビューした。

 〝夢を諦めるな〟というテーマで選ばれただけに、2つのグループともに元Jリーガーや、料理研究家、ごみ収集車の作業員、タレントのドライバー、幼稚園スタッフなど様々な仕事をしていた30歳を超えた男たちがメンバーとして加入。夢であった芸能界に挑戦している。

 能力は決して高いとはいえないが、その一生懸命さが受け、ファンの熱量の高さでも知られる。

 一方、デビュー企画では一度は〝負け組〟となったMATSURIも、地方のスーパーマーケットなどでイベントをやってコツコツとファンを獲得。再挑戦のチャンスとなる課題を与えられ、見事にクリア。今月10日放送の「ぽかぽか」で、来年1月にメジャーデビューが発表された。

 また、秋元氏のプロデュースといえば、1年前の「IDOL3.0 PROJECTオーディション」の落選メンバーで結成されたガールズグループ「Rain Tree」(レインツリー)が来年1月にデビューすることも決定した。

 彼女たちも同オーディション合格者で結成され、昨年12月にデビューした「WHITE SCORPION」の手伝いをしながらレッスンに励み、デビューを掴んだ。

 秋元氏に近いスタッフは「秋元先生は順風満帆できたように思われていますが、ご自身が開成中学の受験に失敗して挫折しています。ご本人は『半ズボンの挫折』とおっしゃってますが、そこから高校生のときにアルバイトで放送作家をやって、今の地位を築いてます。だからなのか、先生はオーディションの不合格者にとても気を遣っていて、何かチャンスを与えられないかといつも考えてらっしゃるんですよね」と明かす。

 さらに、プロデュースを務めるAKB48グループの名物イベントだった「AKB48選抜総選挙」についても、〝負け組の再挑戦〟の意図が隠されていたという。

「そもそもAKB総選挙も、なかなか選抜には入れないメンバーにチャンスをあげる救済策なんですよ。秋元先生が自分では逸材を見落としているかもしれないので、年に1回、ファンに決めてもらおうとして始まったのがAKB総選挙だった」

 MATSURI、Rain Treeの負け組の復活劇に注目したい。