落語家の林家木久扇(86)が13日、都内で行われた「『ありがとう!林家木久扇ラーメン』メディア向け完成お披露目ご試食会」に出席した。
今月末に「笑点」を勇退する木久扇は、ファンや関係者への感謝を表現するラーメンを開発。15日から各地の店舗やECサイトで限定販売を開始する。試食会には息子である二代目林家木久蔵も出席し、ラーメンの魅力をアピールした。
木久扇は「『なんでラーメンなの』とよく聞かれますが、高校が食品(課程)の出でして。ラーメン(作り)は〝先祖返り〟のようなもの」と説明。新商品についても「どうしても食べたかったのは小さいころ風邪をひいた時に、母ちゃんが出前で取ってくれたラーメン。(新商品は)〝心の中〟のラーメンのつもりでございます」と告白した。
今回試食に参加したという木久蔵は「最終チェックは父ってルールでやったら、クセがあるとか、特徴的だからダメって言われて。特徴のないラーメン作りは初めてでした」と開発秘話を披露。木久扇自身も「やっぱり下町は〝おしょうゆ〟なんですよ。今のラーメンは豚骨や鳥ガラを入れて全く違うものになるので。あくまでおしょうゆを生かそうということで」とこだわりを明かした。
試食会では、スペイン・バルセロナにラーメン店を出店した時のエピソードも告白。「スペインの人は昼間寝ちゃうんですよ。シエスタの習慣が残っていると知らなかったから、お昼に開店したら誰も表を通らなくて、元日の朝みたいでございまして。随分赤字がありました」と苦い経験を明かした。
一方で「寄席に出ていると外国人が多くて、お土産用に英語の表記も入れれば良かったかなと今になって気が付きましたね」と今回はインバウンド需要を意識できていなかったことも告白。「外国人からしたらとても安いってことで、1箱4000円でも買っていくんじゃないかと。そっちの方が利益率は良かったかな」と変わらぬ商魂を見せていた。












