作家でタレントの阿川佐和子(70)が7日、フジテレビ系「ぽかぽか」に生出演し、大物芸能人とのエピソードをぶっちゃけた。

 阿川は、週刊文春の対談連載を30年以上続けているのをはじめ、さまざまなメディアで対談の企画を行っている。昨年は著書「話す力 心をつかむ44のヒント」も刊行した。

 番組MCのお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑から「芸能人の懐に入るのがうまい」と言われた阿川は「うまくないよ。泣きそうになりながら頑張っている」と告白。苦戦した例として、トレンディードラマに出演していた頃の俳優・渡部篤郎を挙げた。

「いろいろな質問をしましたけど『どうでしょうね』って、ずっと言われて…。このインタビューは失敗した」と思ったという。

 ところが、帰り際に渡部から「阿川さん、この対談何年やってるんですか?」と聞かれ「7年くらいやってます」と答えたところ「続けた方がいいですよ。上手だもん。今日はすごく楽しかった」とまさかの回答。阿川は「どこが!」とツッコんだとか。

 もちろん、思わぬセリフを引き出したこともある。

 ビートたけし(北野武)が1997年に映画「HANA―BI」で第54回ベネチア国際映画祭・金獅子賞)を受賞した際のことだ。

「受賞のお祝いで話を聞こうとしたら、席に座られた途端にマネジャーの方がカバンからおしぼりを出してらっしゃった。そこで『おしぼりをいつも持ち歩いてらっしゃるんですか』って聞いたの。そしたら『いや、まだ目の調子が悪いからすぐ乾燥しちゃうんだよ』と」

 たけしは94年に原付きバイクを走行中に自損事故を起こし、救急搬送。一命を取りとめたものの、顔面がまひした状態で半年間休養を余儀なくされた。95年に復帰してからもリハビリを続けていた。

「復帰されて『HANA―BI』も成功。完全にたけしさんはよみがえったと思われていました」

 それでも事故の話を恐る恐る聞いてみたところ「『あの事故でオレは復活できないと思ってたんだよ。仕事には戻れないと思って、家でゴロンとしていた時に包丁が台所にあるんだよな。あれ使ったら楽になれると思った』とおっしゃって、記事になった」と明かした。