東京・渋谷にある映画館「ユーロスペース」が3日、公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。映画「1%er」の上映が中止となった理由について説明した。

 同作では、俳優・坂口拓が主演を務めた。今月23日から同劇場で上映開始となる予定だったが、発表後の2日に上映中止が発表されていた。

 投稿には同劇場の支配人・北條誠人氏の名前が記載された文書を掲載。同作の上映中止について「観客のみなさま、当館で上映中、上映を予定している作品の関係者のみなさまにまで多大なご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

 続けて「『1%erワンパーセンター』の主演、坂口拓が所属する株式会社WiiBERと配給会社から坂口氏の一連の性加害疑惑報道に関し、警察の調査の結果そのような事実がなかったことの説明を受けて上映を決めました」と、まずは上映決定を判断した経緯を説明。

「しかし、その判断は慎重さを欠いた不適切なものであったと認めざるをえません。各方面にヒアリングを行うなどの確認、検証を踏まえて上映決定にいたらなかった私が判断を誤りました」と報告した。

 上映決定の発表後には、同劇場のスタッフなどから意見が寄せられたという。

 同作の上映については「二次加害を引き起こす可能性があることも認識しました。それらのことを考え、上映中止を決定しました。事実がはっきりしないままでの上映は今は許されないと考えたからです」と続けた。

 さらに「支配人としての判断を誤ったことにより、被害にあわれたかたや支援のかたがた、そして観客のみなさまに多大な心労をおかけしたことを深くお詫びいたします」としている。