【TRI4TH(トライフォース)「DIRTY BULLET」】
2018年に放送された「博多豚骨ラーメンズ」は、タイトル通りに福岡・博多を舞台にしたアニメ。とはいえ、内容は決してグルメものではなく、殺し屋や探偵など裏社会の人物たちが入り乱れて展開するサスペンスフルな群像劇だった。
そのエンディングテーマに起用されたのが、TRI4TH(トライフォース)の「DIRTY BULLET」。アニメの世界観にマッチしたジャズインストゥルメンタルだ。
TRI4THはトランペット、サックス、ピアノ、ベース、ドラムの演奏者で構成された5人組で、06年の結成以来、10枚以上のアルバムを発表している人気ジャズクインテット。エネルギッシュなライブ演奏にも定評があり、この「DIRTY BULLET」もスリリングな疾走感をもったノリノリの楽曲。ジャズと聞いて、カクテルラウンジのBGMで流れているようなエレガントな曲調をイメージした人なら、頭をガーンと殴られるようなイカした踊れるジャズだ。
ハードボイルドやサスペンス系のアニメと、クールなジャズインストの相性は良い。さかのぼってみればそのルーツはおなじみ「ルパン三世のテーマ」あたりだろうか。以降も「カウボーイビバップ」の「Tank!」、「グレートプリテンダー」の「G.P.」、そしてこの「DIRTY BULLET」と、クラブでDJが流してもフロアを熱くさせるような楽曲が次々と生まれている。ジャズというJポップシーンでは主流とは言えないジャンルで、歌が入っていないインスト。しかしそれも“アニソン”の一潮流として脈々と続いているような気がする。












