NHK大阪放送局は15日、同局制作の2024年度後期連続テレビ小説「おむすび」の新たな出演者について説明を行った。

 同番組はヒロイン・米田結(橋本環奈)が栄養士となり「目には見えない大切なもの(縁・時代・人)」を次々と結んでいく平成青春グラフィティ。先月末、ヒロインの姉・米田歩役に仲里依紗が起用されたことを発表。今回は、ヒロインの父・米田聖人役を北村有起哉、母・米田愛子役に麻生久美子、祖母・米田佳代役に宮崎美子、そして祖父・米田永吉役に松平健の起用が決まったと発表された。

 松平が演じる祖父・永吉は、野球のホークスファンで、自由奔放な大ホラ吹き。農家を継ぐ前までは長距離トラックのドライバーをやっていた。勝手に楽隠居を満喫し、精力的にあちこち出歩いている人物だ。

 同番組の制作統括を務める宇佐川隆史氏は、松平に出演交渉をした際の様子を語った。「登場人物表を(見せて)お話した際に一言『おもしろい!』とお答えいただきました。この役ならしっかりと演じたいということでスケジュールを(空けて)いただいて、かなり熱い形で応えていただいた。非常に感謝してます」と語った。

 番組の舞台となる平成はプロ野球「ホークス」にとっても激動の時代だった。球団名について聞かれた宇佐川氏は「ちゃんとします。『ホークス』という名前は少なくとも出ると思います。NHKというところもありますので、今いろいろ考えていますが、ごまかさずにホークスファンであるということは表現しようと思います。みなさん覚えている名前ってありますよね。NHKですからってところをできる限り超えようと思っています」と説明した。

 松平は想像を超える役を演じるようだ。番組制作統括の真鍋斎氏は「奔放なおじいちゃん、自由な人なんですね。自由さみたいな精神を孫の結ちゃんや歩ちゃんに遺伝子レベルで引き継いでいるっていう、そういう感じになったらいいな」とし、宇佐川氏は「地元では『のぼせもん』って言葉があるんですよ。すぐ何かに熱中する人って意味で、まさに『のぼせもん』」と明かした。