〝ポスト松本人志〟が話題となっている。

 ダウンタウン松本は一連の報道で文藝春秋を名誉毀損で提訴。裁判に専念するため、先月8日から芸能活動を休止している。

 カリスマ芸人の不在で対応に追われたのがテレビ局。同時に、裁判の長期化が予想されることから、松本の〝後継者〟選びが加速している。

 そんななか、フジテレビ系「酒のツマミになる話」が9日放送され、松本の代わりに千鳥・大悟がMCを務めた。同番組はそれまで「人志松本の酒のツマミになる話」というタイトルだった。

 番組冒頭、相方のノブが「ちょっと松本さんがお休みということで、いろいろ説明しますと、お休みというのを発表したのが昨日なんですよ。翌日急きょこの収録ということでございまして、松本さんの席に大悟でございます」と説明。

 これを受け大悟は「おるやろ? いろんな芸人。わしより先輩で松本さんよりちょい下」と苦笑い。

 大悟によると「わし、昨日の7時ぐらいか電話あったん。まずこんな時期にマネジャーから『今、お話しよろしいでしょうか?』っていうメール、怖っ!と思って。このタイミングわしも!?っていうのがまずあって、電話したら『松本さんが…』ってなって、まず金髪にせなあかんのか?と」と回顧。

 ノブが「金髪はよぎった?」と応じると、大悟は「よぎった。ここのディレクターが『明日大変ですけど、よろしくお願いします』って言ってきた時に、『わし金髪にしてもええか?』って入れてん。なら『僕は笑います』と。わしもそれぐらいの冗談でと思ってたら、今日楽屋行ったら金のヘアスプレーが3本。そんな色こだわらんよ!」と裏話を披露した。

 番組の〝毛色〟的にも大悟の起用は納得。さらにお笑い関係者からはこんな話も聞こえてくる。

「ちょうど1年くらい前ですかね。松本さんが話していたことが現実になって驚いているんです」

 コロナ禍も収まり、人流も再開し始めたころ。久しぶりに大型お笑い番組に関する飲み会が行われ、松本も参加していたという。

「コロナ明けということもあり、飲み会は盛り上がったそうです。そのさなか、松本さんが『これからは千鳥やなんかが頑張って…』とスピーチしたとか。この話が若手芸人の間で広まり『ついに松本さんが後継指名した』とザワついた時期がありました」(同)

 もちろん、その時点で自身に〝文春砲〟が飛んでくるとは知る由もない。とはいえ、その後、松本の〝席〟に大悟が座っているのだから、騒然となるのも無理はない。

「松本さんは千鳥の2人を高く評価していましたからね。若手芸人がユーチューブに触手を伸ばすなか、千鳥はやっていない。お笑いに対する愚直な姿勢も買っているそうです」(テレビ関係者)

 一方で相方の浜田雅功は松本について「あの人の代わりはいない」と断言。「チュートリアル」徳井義実も先月27日放送のMBS「せやねん」の中で「(松本が)抜けて、その後釜にっていう人ではないですね」と、唯一無二であることを強調していた。

 松本が表舞台から姿を消して1か月。まだまだロスは続きそうだ。