ボートレース平和島のGⅠ「第69回関東地区選手権」の優勝戦が8日に行われ、5号艇の浜野谷憲吾(50=東京)が5コースからまくり差して快勝。通算101回目、GⅠ25回目の優勝を飾った。

 1号艇の一瀬明がコンマ06のトップスタートから先マイ。その内側を黄色のカポックが鋭く突き抜けた。5コースから華麗で微塵のロスもないターン。一瀬もレース後に「うまいわ。レベルが違う…」と白旗を掲げるしかなかった。

 浜野谷自身は「無我夢中だった。どんなターンをしたか、自分でも覚えていない」と照れくさそうに笑ったが、まさにSG5Vの実績を持つトップレーサーの美技だ。

 初日ドリーム戦では1号艇で2着の取りこぼし。「ペラが最初は逆の方向に行っていた。準優の日に回転を上げて調整したら、全体的に舟足が上向いてくれた」としっかり立て直して優勝に結び付けた。

 前節の浜名湖GⅠ70周年記念でも優出。「今年はいい年になりそう」と笑顔もこぼれた。「50歳でも、まだまだ頑張って走る。今年はチャレンジの年と決めていたし、バージョンアップして頑張るよ」。東都のエースがキラキラと輝いている。