歌舞伎役者の中村鴈治郎らが3日、大阪松竹座で行われた「立春歌舞伎特別公演」(公演中・18日まで)に出演し、客席に向け豆まきを行った。

 同公演は上方歌舞伎の俳優を中心に、東京からのゲストも迎えて豪華な顔ぶれが集結し、重厚な時代物から世話物狂言、そして華やかな舞踊まで、魅力的な演目が揃った特別な公演だ。

 昼の部の終幕後、豆の入った升を手に舞台に現れた鴈治郎は「大阪松竹座で4年ぶりの豆まきでございます。鬼はおりません。私、鬼みたいな顔をしておりますが、ですから『福は内』だけの発声でさせていただきます」とし、囃子の鳴り響く中、思い思いに客席に向け豆をまいた。

 豆をキャッチできた観客は、俳優らに嬉しそうに手を振っていた。

 豆をまき終えた鴈治郎は最後に「ありがとうございました!」と感謝を述べた。