ボートレース多摩川のGⅢ「クイーンズクライマックスシリーズ」が26日に開幕する。

 前田紗希(30=埼玉)が手にした49号機は、2連率29%と低調機だが、ひと足早くエンジンを格納した。当地はこれまで通算勝率3・91と成績は良くないものの「多摩川でこんなに乗りやすかったのは初めて。いいイメージができたかも」と好感触をつかんだからだ。

 7月にレース中の事故で骨折。10月の復帰以降6節中3優出と好走が光る。「休んでいた時にケガの原因にもなった走り方を変えようと、いろんなレースを見て勉強した。道中の展開のつくり方とかも。それがレベルアップにつながったかな。平和島やとこなめとか、準優にも乗れなかったところで優出できた」とケガをする前よりも着実に〝進化〟しているという手応えをつかんでいる。

 当地も予選敗退が続いているが、今回は違う結果が出そうな雰囲気が漂っている。「忘れられない1年になると思うし、笑って終わりたい。まずは準優を目指して頑張る」。どん底も味わった1年をプラスで終わるためにも、2023年最後のシリーズに全力を尽くす。