“女芸人マニア”として知られているお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳が、これから“馬鹿売れ”しそうな女芸人を紹介するこの連載。今回は、お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」として既に売れているが、実はピンネタが抜群に面白い信子に新道が直接話を聞いてみた――。

 今回は、既に売れているぱーてぃーちゃんのメンバーで、青色の髪の毛でおなじみになってきた信子さんをご紹介します。トリオの時の芸名は「信子」ですが、ピンの時は「アゲみざわ信子」という名前で活動しております。

【プロフィル】
 ユニット名‥ぱーてぃーちゃん
 芸名‥信子
 所属‥ワタナベエンターテインメント
 結成‥2021年4月
 養成所‥ワタナベコメディースクール

 信子さんはトリオになる前、現在も一緒に組んでいる金子きょんちぃさんと「エンぷレス」という女性コンビを組み、漫才をメインに活動していました。ノルマライブ等に出演していて、ネタの最後は毎回、信子さんがきょんちぃさんに強めのツッコミをするのが定番。ツッコんだ時の音が強すぎて会場中に響いておりました。相当痛いんだろうなと思っていたら、きょんちぃさんはケロッとしており、何だこのコンビは!と印象に残っていました。「エンぷレス」の時もギャル漫才をしていたのですが、気付いたらトリオになっていてビックリ。トリオで活躍する中、今までそこまで目立っていなかった信子さんときょんちぃさんの才能が開花しました。

 最初は、新たに加わった男性のすがちゃん最高№1の能力が高く、2人に良い演出をしているんだろうと思っていたら違いました。しっかりと3人とも面白いのです。気付くと信子さんは「アゲみざわ信子」としてピンネタをやり、「R―1グランプリ2023」で準々決勝まで勝ち進んでいたんです。

 このピンネタを見た時は衝撃で、とても面白かった! 正直、準決勝進出の可能性もあるんだろうなと思うぐらい、笑いの量を取っていました。R―1では惜しくも準決勝に進めませんでしたが、現在開催中の「THE W 2023」では1人で出場して、準決勝に進出しています。2回戦ではつかみで会場中に笑いを起こしていた。決勝進出も十分にあると思います。

 実は漫才も面白い。強烈なキャラクターで忘れがちですが、ネタを注目したい芸人さんです。そんな信子さんに直接話を聞いてみました!

 ――お笑いを始めたきっかけは?

「南海キャンディーズ山里亮太さんに憧れて芸人になった!!」

 ――「THE W」の準決勝に進んだが、ネタはどうやってつくっている?

「こうゆう質問恥ずい。移動中とか、思いついた時にメモして組み立てたりしてる。集中力ないから全然ネタ完成しない。助けて!」

 ――きょんちぃさんと「エンぷレス」というコンビで活動してましたが、トリオになったきっかけは?

「すがちゃんが『パーティーズ』というコンビを解散して、相方探しライブで面白枠でユニットでやったら、どんどんお仕事決まってって。だから名前もパーティーズからイジって付けた」

 ――すがちゃん最高№1はどんな人?

「舞台上でどんな変なこと言っても助けてくれる頼れる兄ちゃん。最近はおっちょこちょいがめくれてイジられててかわいい」

 ――きょんちぃさんはどんな人?

「たまに芯食ったこと言ってみんなを沸かせるよ。機嫌が悪くなったら終わり。本番とか関係なくブチギレだよ」

 ――結婚されているが、旦那さんはどんな人?

「優しさから生まれたヒゲ、ロン毛。うちのわがままを全てかなえてくれるよ」

 ――徳川家の末裔ということですごい金持ちとのことなんですが、どのくらいの金持ち?

「こういう質問あるけど、お金持ちって思って生きてきてないから、何がお金持ちエピソードか分かんないんだよなあ。徳川の家紋が入った家具とかあったのはすごくない?」

 ――実家は33億円で建てた家というのは本当ですか?

「ほんと」

 ☆しんどう・たつみ 1977年4月15日生まれ、千葉県出身、本名・濱島英治郎。平井“ファラオ”光と組む「馬鹿よ貴方は」として「THE MANZAI」「M―1グランプリ」で決勝進出を果たした実力派。緻密なネタ作りに定評がある一方、女芸人ナンバーワン決定戦「THE W」では、予選会場に足しげく通い、ほとんどの出場者のネタを見るほどの“女芸人マニア”。