お笑い芸人の劇団ひとりが、19日深夜放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」にゲスト出演し、最近特に厳しくなっているお笑い界のコンプライアンスについて語った。

 ひとりは「われわれの仕事で言うと、いわゆるルッキズムっていうのが結構難しくなりますよね」と話した。ルッキズムとは〝外見で人を判断する〟という意味で、お笑いでは〝容姿イジリ〟などと言われるものだ。

 ひとりは「たとえば、見た目がそう(きれい)でもない女の芸人がね、『私、女優じゃないですか?』みたいなボケをされた時に、『どの顔が言ってんだよ!』っていうのがダメになっちゃってるから、もう苦笑いするしかない」。

 ナインティナインの岡村隆史も「逆にそういうボケされても、こっちはビクッとなるもんね。返しようがないから、何となくフワーとして」と同調。さらに矢部浩之が「乗るしかないよね? 乗るボケ。誰もツッコまない」と言うと、ひとりは「あ~。『確かに女優さんでいらっしゃいますもんね』って」と納得していた。

 さらにひとりは「この前ディレクターに聞いたたのは、『私、女優じゃないですか?』、『どの顔が言ってんだよ!』ってツッコんだら、言われた方が『ありがとうございます』ってひと言言えば使える、って言ってました。ツッコんでもらって『ありがとうございます』って言うまでやんないと使えないって」と苦笑交じりにバラエティー番組の現状を明かした。

 これに対し岡村も、バラエティーの定番である足つぼマッサージについて「あれ今、『痛い痛い! 痛い痛い!』だけでは使えません、と。『痛い痛い! 痛い痛い! でもなんか、体ポカポカしてる』。これはOKと言われた」と話していた。