ロックバンド「氣志團」の綾小路翔が10日、都内で行われた「世界メンタルヘルスデー2023 ココロに聞いてみよう! ~私たちの日常とメンタルヘルス~」トークイベントに登場。女優・歌手の星乃夢奈とともに心の健康について学んだ。

 メンタルヘルスに関する社会的な理解を深めることを目的とした厚生労働省主催のイベントで、〝永遠の16歳〟の綾小路と応援サポーターの星乃が、10代、20代の若者世代とともに自身の過去を振り返りながらトークセッションを行った。

 綾小路はこの10年で「メンヘラ」という言葉をよく耳にするようになったといい「そこで初めてメンタルヘルスっていう言葉があるのを知って。ただ使われる場面があんまりポジティブではなく、僕らが今まで使ってた『病む』みたいなイメージでした」と正直に吐露した。

 そんな自分のメンタルヘルスに関するエピソードでは「今考えると重かった…」とポツリ。学生時代を「みんなで『なかよしバイクサークル』みたいな…ちょっと夜の国道をなかよくツーリングするクラブというか…」と厚労省のイベントということで言葉を選びながら説明すると「その仲間たちがとっても大好きで、一方的に皆のお世話を焼いたりしてました」と〝友達好き好き病〟だったと明かした。

司会の内田恭子アナ
司会の内田恭子アナ

 また、この日共演した星乃がアンチコメントに悩んだ日々があったと語ると「誤解を恐れずに言うと、正直アンチコメントはうらやましいです。そういうコメントが来るのって人気者だけなんですよ。良かったら僕のSNS来てください。全然書かれないんですよ。むしろ親戚っぽいコメントばっかり届いてるんですよ…」と会場の笑いを誘い「SNSを辞める勇気を持ってほしい」とアドバイスを送った。