俳優の香取慎吾(46)が舞台「テラヤマ・キャバレー」(演出、デヴィッド・ルヴォー 脚本、池田亮 2024年2月@東京・日生劇場、3月@大阪・梅田芸術劇場メインホール)で伝説の作家・寺山修司役を演じることが10日、分かった。

 1983年に47歳で他界した寺山は演劇、映画、ラジオ、テレビ、詩と様々なジャンルにおいて世の中に影響を与え、いまなお輝き続けている。同舞台はその寺山が亡くなる前夜からスタート。「死」を目前にし、残された命を懸けて、仲間たちと作品を作る寺山の姿が描かれている。

 香取は寺山を演じることに「死を迎える寺山修司を演じます。デヴィッド・ルヴォーさんが奏でる寺山修司に、僕の今をぶつけます。熱いキャバレーになりそうです。心燃やして参加します」とコメントした。

 演出を担当するルヴォーはウエストエンド、ブロードウェイ、日本とさまざまな国で活躍。香取とは初顔合わせとなる。

 ルヴォーは「この作品は、寺山を『再現』することが目的ではありません。それは誰であれ、不可能な事だと思います。イギリスの演出家なら尚のこと、無理でしょう。寺山修司は社会的、または身体的な『のけ者たち』を作品の中心に据えていました。そんな彼は、今の世界をどう思うだろうか? 彼の眩しいほどの想像力の灯火は、嵐のような現代において、どれほど奇妙で、滑稽で、とんでもない美しさを我々に見せてくれるのだろうか?このプロジェクトが提案された時、自分にはやらないという選択肢はありませんでした」とコメントした。