ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡って、先月末に会見した外部専門家による再発防止特別チームの提言を受け、ジャニーズ事務所は7日に会見を行う。ここで最大のポイントとなるのは、藤島ジュリー景子社長がこの会見に出席するのかどうか、だ。自身が批判されても、所属タレントを守ろうとする気概が問われている――。

 再発防止特別チームは、「ジュリー氏が経営トップのままでは、役職員の意識を根本から変え、再出発を図ることは、極めて困難」とジュリー社長の辞任などを提言した。

 この会見を受けて、週末にはさまざまな番組でこの問題を取り上げた。3日放送の「シューイチ」(日本テレビ系)では、コメンテーターを務めるKAT―TUNの中丸雄一が「ジャニーズ事務所も取るべき道、参考になる多くがあったんじゃないか」などと指摘。また、「サンデー・ジャポン」(TBS系)では爆笑問題の太田光が「ジュリーさんをかばうわけではなくて、彼女が素直にしゃべられる環境を今、作ることが一番の根本の解決」などと話した。

 さらに「ワイドナショー」(フジテレビ系)でも、ヒロミが「被害者の人の気持ちを結構、受け取った方がいいと思う」と強調したほか、最上もがも「(補償の)お金を払ったからいいでしょとか、テレビでちょっと謝罪するだけでいいでしょって終わってほしくないと思ってしまう」と今後の対応を懸念するコメントも飛び出した。

 今のところ、7日の会見の出席者は発表されていない。だが、辞任は不可避と言われているジュリー氏は体調面に問題があり、欠席する方向と一部で報じられている。

 ある芸能関係者は「次期社長候補と言われていた人も否定しているくらいですし、ジャニーズ内の人間が社長に据えられるのでは、というのが有力な見方です」と話す。

 そこで東山紀之や城島茂、井ノ原快彦などの名前が取りざたされているようだ。

「誰が新社長になろうとも、会見にジュリー氏が出てきて批判を一身に浴びて、タレントを自らの手で守るという気概を見せてこそ、新しいジャニーズが歩みだせるというものでしょう」(同)

 ジュリー氏が会見に出ても批判され、出なくても批判されるという立場にあることは間違いない。ただ、報道キャスターや情報番組でのコメンテーターを多数、抱えているのが今のジャニーズだ。

「ジュリー氏が会見に出てこなければ『なんで出なかったんですか』と聞かれるはず。それをいちタレントが答えられるわけがないし、タレントがどんなコメントをしても説得力がなくなる。するとジュリー氏の批判がタレントにも向きかねません。そうならないためにも、ジュリー氏は会見に出て答える必要があるでしょうね」(同) 

 中丸だけでなく「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)の東山や、「news zero」(日本テレビ系)の櫻井翔、「週刊ニュースリーダー」(テレビ朝日系)の城島茂、「サタデープラス」(MBS/TBS系)の丸山隆平など、所属タレントがキャスターやコメンテーターを務めている。彼らを守るためにも、ジュリー氏は会見に出席するしかなさそうだが…。