◇高田ひかる(29)三重支部113期

 SG「第69回ボートレースメモリアル」が21日に開幕する。全国レース24場から推薦されたトップレーサーがボートレース福岡に集結。猛暑の中、熱烈な決意を胸に抱いた猛者たちが、水面を沸騰させるような激アツな戦いを繰り広げる。ビッグレース恒例のカウントダウンコラムは「沸騰する水面」と題し、注目レーサーの熱い胸の内に迫る。第1回はメモリアル初出場、SG4大会目の挑戦となる高田ひかるが熱い思いを明かした。

〈2022年〉
 宮島オールスター=1、5、2、3、5、4、3、5、5着
〈2023年〉
 芦屋オールスター=1、4、6、落、5、3、2、2、4着
 児島オーシャンカップ=6、F、6、4、6、5、6、4着
 
 出場した過去3大会のSG戦歴だ。「予選道中の過ごし方、レースの組み立て方…。そういうのは徐々につかんできたかな、というのはありますね」。今回が4回目のSG挑戦。最高峰の舞台での戦い方を身につけつつある。

 その一方で「記念で活躍している人とは操縦の技術とかで差がありますね。そういうところは全然、およんでいないですね」と〝差″を痛感している。

 近況も「良くないですね。準優に乗ったのもお盆シリーズが久しぶりでしたからね」と胸を張れる状況ではない。7月以降、びわこGⅡ秩父宮妃記念、児島SGオーシャンカップ、津PGⅠレディースチャンピオンとビッグレースが続いていることもあるが、思うような結果を残すことができていない。

昨年5月の宮島オールスターでは、初日にSG初勝利の水神祭となった
昨年5月の宮島オールスターでは、初日にSG初勝利の水神祭となった

 それでも今回は地元・ボートレース津の推薦による出場とあってモチベーションは高い。さらに津で開催されたPGⅠレディースチャンピオン、直前の地元主力が集結したお盆シリーズでもドリーム戦に選出されるなど、地元関係者の期待の高さがうかがえる。

「選んでもらったからには、結果を出したいですね。まずは予選を突破したい。レディースチャンピオンやお盆シリーズでもドリーム戦に乗せてもらっている。期待を感じますし、結果で応えたい」と意気込む。

「4、5、6日目で着を取るケースが多いんですよね。これを前に持ってこられればいんですけど…。10日間シリーズとかだったら私、強いですよ」と冗談交じりに話すように、びわこGⅡ秩父宮妃記念では3日目後半から5連勝。津PGⅠレディースチャンピオンは5日目から3連勝と終盤で上位着を続ける傾向がある。この流れを序盤から引き寄せることができれば、予選突破→優出と結果につなげることができる。

 4月の津GⅠ71周年記念で準Vしているように、記念戦線でも戦える力はある。SGでも〝まくり姫〟が本領を発揮する可能性は十分だ。