◇井上遥妃(20)徳島支部131期

 昨年11月にデビューしたばかり。まだまだプロの洗礼を浴びる日々を送るが、時折見せる鋭いターンに将来性を感じさせる。

「育ちが石川県なので家族でボートレース三国によく見に行っていました」というのがボートレースとの出会い。「最初は憧れだったけど、その気持ちが変わらず続いて本格的になりたいと思いました」と夢を抱き続け、3回目の受験でボートレーサー養成所の入所試験に合格。厳しい訓練を経て、幼いころからの夢を見事にかなえた。

 デビューから約9か月が経過。「早いですね」と振り返る。「道中やスタート力、旋回力もそうなんですけど、まだまだ全然違います」レベルの違いを痛感。ただ、6月3日、地元のボートレース鳴門でうれしいデビュー初1着。道中の競り合いを制しての逆転勝利。豪快かつ冷静なハンドルさばきは初1着とは思えないレースぶりだった。「その節は岩崎(芳美)さんにいろいろ教えてもらっていました。なので先輩のおかげでもありますね」と感謝の気持ちも忘れない。

 休日は「練習に行ったり、プロペラを叩いたり。あとはお買い物に行ったりとかですね。今、一人暮らしをしているので、時間が空いた時には実家に帰って家族と話したり犬と遊んだりしています」とリフレッシュしている。

「1勝を挙げられたので次は2勝目。予選突破もできるように頑張りたい。自分に賭けてくれるお客さんもいるので何とか舟券に絡んで期待に応えたいですね。いずれは記念で活躍できるような選手になりたいです」と目を輝かせる。次なる夢、目標実現に向けて一歩ずつ着実に歩みを進めていく。

〈井上遥妃・今後の出走予定〉
◇8月16日~21日 鳴門ヴィーナスシリーズ

☆いのうえ・はるひ 2003年3月26日生まれ。徳島支部の131期生。徳島県出身。2022年11月に鳴門で初出走。今年6月に鳴門で初勝利。同期は石本裕武、田中駿平、石渡翔一郎、山口晃朋ら。