国内最大級の音楽フェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」(ロッキン)が13日、千葉市蘇我スポーツ公園で開催され、YOASOBIなどが出演して計5日間の日程を終えた。ロッキンは来年の茨城・国営ひたち海浜公園での開催復活をめぐる〝フライング報道〟でNHKにかみついたが、〝リーク犯〟は――。
ロッキンは2019年までひたち海浜公園で開催されてきたが、コロナ禍により2年連続で中止となった。2021年は8月に5日間の開催を予定していたものの、直前の7月に茨城県医師会から要請があり、2年連続での中止に追い込まれた。そうした事情もあって主催側は22、23年と会場を千葉の蘇我スポーツ公園に移して開催。コロナ禍が落ち着いてきたこともあり、24年の扱いが焦点だった。そんななか、茨城のNHK水戸放送局は9日、24年はひたち海浜公園と蘇我スポーツ公園の2会場での開催で最終調整中と報じた。
これにロッキンが激怒。同日に「強く抗議します」と題した声明を発表した。それによると、13日の最終日に蘇我スポーツ公園のビジョンで、24年はひたち海浜公園でも開催すると発表予定だったとし、「何度もNHKには開催発表を公式と揃えることをお願いしましたが、全く聞いてもらえませんでした」と暴露した。
ロッキンは翌10日、来年は8月に蘇我スポーツ公園で、9月にひたち海浜公園でそれぞれ開催すると正式発表したが、怒りは収まらない。フェスを主催するロッキング・オン代表の渋谷陽一氏は13日、同社サイト上に長文を投稿。「(NHKの)デスクが放送に強硬という、僕たちからすれば良く分からない理由が繰り返されるばかりで、途方にくれるしかありませんでした。開催発表の日程を守ることが信頼の基本で、それが失われることは開催そのものが揺らぎかねないということを伝えたのですが駄目でした」などと厳しい言葉を並べてNHKの姿勢を糾弾した。
この騒動をめぐってはSNS上で、NHKがロッキンの正式発表に先駆けて報じたことに対する批判、通常の取材の一環として報じたことに対する理解で意見が割れた。
では、NHK水戸放送局に24年はひたち海浜公園でも開催すると情報を漏らしたのは誰なのか。
「ロッキンは毎年、会場のあるひたちなかに、10億円ともいわれる莫大な経済効果をもたらしてきました。県外からやって来る音楽ファンの宿泊費や飲食費などです。ロッキンは24年はひたちなかでも開催することで地元との調整を重ねましたが、その中で地元関係者が〝ロッキンが帰ってくる!〟と喜び、そこから情報が漏れてNHK水戸放送局に伝わったと聞きました」(テレビ局関係者)
騒動になったことで〝リーク犯〟は青ざめたに違いない。













