名古屋競輪のGⅢ「開場74周年記念 金鯱賞争奪戦」が28日、2日目を迎える。メインは初日特選組が振り分けられて行われる6~12Rの二次予選7個レース。その11Rに登場する橋本優己(23=岐阜)が復調気配を漂わせている。

 何度でも踏み止めできる怒とうの強地脚はA級時代から折り紙つき。粘りっこいレースで着実にステップアップを遂げている。

 初日の一次予選5Rはで間髪入れずに打鐘前2角からスパートした。距離が距離だけに、番手の岡本総に差されたものの2着に踏みとどまった。

「最近は構える展開が多かったけど、久しぶりに長い距離を踏めてよかった」と内容重視の運行に胸を張るように、仕上がりも上々とみる。

 6月和歌山、7月青森と2場所続けてFⅠ戦の準決で敗退するなど精彩を欠いていたが、前場所の函館GⅡ「サマーナイトフェスティバル」では予備待機からお呼びがかかり、最終日に久しぶりの1着をゲットした。

「前検日から2日目まで、何もせずにずっと休んでいました。最高に涼しかったし、いい休養が取れた。それがよかったのかも」。つかの間の休息で英気を養いリズムを好転させた。

 2日目は1番車がセットされ「内枠でよかった。もう少しよくなると思います」と声を弾ませた。地元の高橋和也に任され責任の自力戦に挑む。