こんにちは、2023東スポ競輪アンバサダーの太田理恵です!
6月が終わり、代謝争いも決着がつきました。どんどん上がっていくボーダーと、追加あっせんでの逆転など、最後の最後まで分からない緊張感がありました。
レースを見るとついボーダーの選手を応援してしまいますが、そうすれば他の誰かが代謝の対象になってしまうという勝負の厳しさも感じます。
ボーダーの選手が付いたから先行するというレースは時々ありますが、ボーダーの選手がいるラインにイン粘りをするレースもありました。
もちろん1着を取るための作戦なのでしょうけど、それが結果的に同県のボーダー選手を救うことになるのか…と考えるのも面白さがありました。
7月になって期が変わり、選手同士の力関係を比べるのが難しい時期になりました。ですが、それを考えるのも競輪の醍醐味です。先日の京王閣(12~14日)FⅠでは大川剛(24=青森)選手がS級特進後の初戦を迎え、予選は鐘でカマして押し切りS級初勝利を挙げました。
番手が芦沢大輔(41=茨城)選手と竹内智彦(46=宮城)選手で競りとなり注目を集めた準決勝は残念ながら着外でしたが、最終日は前受けからの突っ張り先行で、援軍を失いながらも3着に粘る強い走りを見せました。今後の活躍が楽しみな選手です。
その京王閣S級決勝では、地元の寺沼拓摩(24=東京)選手が北日本勢2人を背に先行しました。地元で優勝を狙いたい気持ちもあったはずですが、二段駆けも可能な布陣だった中部勢に主導権を渡さずレースを支配した寺沼選手が印象に残りました。結果は4着でしたが、着以上に価値のある先行だったと思います。
またデキが良かったのは山賀雅仁(41=千葉)選手。今年の初めはケガで欠場していましたが、6月の大垣GⅢでは決勝4着、その後の伊東の決勝では落車もあったものの、京王閣では落車の影響を感じさせない走りでした。
連日展開が向いたところもありましたが、決勝は単騎で最後方の苦しい展開から、最後は大外を踏んで3着となりました。8月は地元の松戸GⅢも控えており、しばらくチェックしたい選手です。
☆おおた・りえ 1992年6月22日東京都生まれ、東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞受賞、同大会2020日本伝統文化賞。












