22~23日に放送された「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)での企画「100kmサバイバルマラソン」が波紋を呼んでいる。井上咲楽(23)がゴールした後、倒れ込んでいるにもかかわらずすぐに介抱されなかったとSNSで批判の声が上がったかと思えば、完走した同局の山本賢太アナウンサーが疲労骨折していたことも発覚した。この事態にピリピリしているのが日本テレビだ。
同企画には18人のタレントやユーチューバーが参加。必要以上に休憩時間を取らずに100キロ走った場合、いつゴールできるのかを検証した。
4番目にゴールした井上は完走後に倒れ込むも、なかなか介抱される様子が放送されなかった。その後、マラソンを途中で脱落した東京ホテイソンのたけるが氷のうを持って介助し称賛されるも、直ちに駆け寄らなかったスタッフには厳しい声が寄せられた。
完走した山本アナは26日、バラエティー番組「ぽかぽか」に生出演。車いすに乗って登場し、マラソンが原因で足を疲労骨折したことを明かした。「休んだ方がいいよ」と心配する共演者に対し、「今週は仕事、全部休みをもらっていたんですけど『ぽかぽか』のために走ったので。『ぽかぽかだけは出させてください!』というのを伝えて、無理言って」と説明した。
テレビ局関係者は「右足の痛みが引かず、ゴール翌日24日に病院を受診したところ、右足の指の付け根部分の疲労骨折と診断された。山本アナは前説で放送前にスタジオの観客を盛り上げるなど、番組への思いは強い。番組プロデューサーやディレクターのほか、社長にまで頭を下げて番組に出演できるようお願いしたらしい」。
そもそも今回の企画は、日本テレビの夏の看板番組「24時間テレビ」の超人気企画・24時間チャリティーマラソンを皮肉る内容だと話題になっていた。ランナーによって距離は違うとはいえ、100キロ前後が目安とされる日テレ版だと放送終了間際にゴールするのが〝お約束〟。それがフジ版では、優勝したハリー杉山は約17時間ほどでゴールしていた。
マラソン後の一連のゴタゴタに、ピリピリしているのが今年も8月26、27日に「24時間テレビ46」の放送が決まっている日テレだ。今年も24時間チャリティーマラソン、もしくは類似企画が行われる見込みだという。
日テレが気にしているのは、毎回終了ギリギリにゴールすることを揶揄(やゆ)されたことではない。
「趣旨は違うとはいえ、テレビ番組の100キロマラソンという似たような企画で、けが人を出した上に井上への対応をめぐって炎上してしまったことに、日テレ局内はピリついています。日テレも1か月後に放送を控えているとあって、フジの炎上が飛び火してこないかと気にしているのです。24時間チャリティーマラソンは安全性を第一にやってきたという自負がある。それでもけが人を出してしまったフジ版と同じと見られかねず、テレビのマラソン企画自体に批判が出そうですから」(制作会社関係者)
日テレからすれば迷惑でしかない、といったところだろう。












