小松島競輪GⅢ「開設73周年記念 阿波おどり杯争覇戦」(優勝賞金500万円)は9日の最終日、12Rで決勝が争われ、松浦悠士(32=広島)が優勝。昨年12月の広島以来、通算19回目のGⅢ制覇を果たした。

 S班3人が上位を締めた勝負は松浦に軍配が上がった。単騎で動きが制限される中でも、常に郡司浩平(32=神奈川)より前でレースを進め、最終2角でまくりに出た新山響平(29=青森)の後ろを奪ってひと伸び。「最後は(郡司に)差されたかと思ったけど(レース直後に郡司から)『またかよ』と言われて」勝利を確信した。

 今年後半の初戦を制し勢いも出てきた。「(前回の岸和田GⅠ)高松宮記念杯で手応えをつかめたし、今回その通りの結果が取れた。感覚と車の進み具合が一致してきているし、今後が楽しみなところはありますね」。3月の別府G2ウィナーズカップを制したものの、好不調の波もあった前半戦から軌道修正に成功したようだ。

 直後には函館GⅡサマーナイトフェスティバル(15~17日)、翌月には西武園GⅠオールスター(8月15~20日)が控える。「サマーナイトは得意にしているし、3連覇を目指したいですね」。号砲からゴールまでスキのない走りで年末まで駆け抜ける。