演歌歌手・中村美律子(72)が出身地の兵庫県・西宮市で29日、ファンとの恒例イベント「お散歩会」を行った。

 お散歩企画は2003年にファンや自身の健康維持を考えて企画されたイベントで、第1回目は大阪城公園で開催。第56回目となる今回は「美っちゃんとゆる~り散歩」と題して、阪神西宮駅からスタートし、西宮神社でお参り、酒蔵通りを歩き、新曲「晩酌」のコラボで純米大吟醸晩酌オリジナルボトルを制作した日本盛煉瓦館までのコースを設定。食事あり、生歌あり、希望者には工場見学ありと盛りだくさんの企画となった。

 参加した約60名のファンを前に中村は「晩酌の曲に酔っただけでなく、さっきから2杯飲んでしまって、これがなんとも気持ちいい。2杯と言ってもおちょこやで。以前はアルコールがだめだったのに、最近は少し飲んで心地よくなれるようになりました」と笑顔で語り、新曲「晩酌」「酔いしぐれ」など全5曲を披露した。

 今回の企画が決まったときに「美律子の河内音頭~酒飲め音頭」は絶対に歌おうと思っていたという。この楽曲は先日亡くなった上岡龍太郎さんが「三池嵐次郎」名義で作詞した作品だ。2016年の発売時、作詞家はどんな人と言われたら上岡さんから「医者から余命20年を宣告された大阪のおっちゃんと説明しておいてや」と言われたという。ステージでは歌っていたが、テレビでは歌う機会がなかった「酒飲め音頭」を収録して、見ていただくのを楽しみにしていたのに、かなわなかったことなどと思い出を語った。