ニュースキャスター・辛坊治郎氏が22日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」に出演。週刊新潮が、殺人容疑で送検された18歳自衛官候補生の実名を報道したことを受けて、意見を述べた。

 岐阜市の陸上自衛隊射撃場で3人の死傷者が出た事件で、22日発売の「週刊新潮」は、殺人容疑で送検された自衛官候補生の男(18)の入隊までの経歴などを記事に記載。実名、顔写真を掲載した。

 週刊新潮編集部はコメントを発表。「無差別大量殺人の惨事になる恐れもあり、社会に与えた衝撃はすさまじい。自衛隊への国民の信頼を揺るがしかねない問題で、重大性に鑑み、実名・顔写真を含め、背景を探る報道をすることが常識的に妥当と判断した」としている。

 改正少年法では、18、19歳は特定少年とされ、起訴後に氏名や顔写真などの報道が可能。

 これに辛坊氏は「どこの誰かわかる報道をしてはいけないっていう規定なんだけども、日本で暮らしているとこれは当たり前のことと皆思っている。世界を見渡すと、少年少女の犯罪だからといって、一律どんな事件でも実名を出さないという国はない」と指摘した。

 続けて「日本の少年法第61条に相当する条文を持っている国も、極めて珍しい。少年事件であろうと凶悪事件に関しては、通常顔も名前も出るのは普通だったりするので」と話した。

 さらに「日本で皆が当たり前だと思っていることが、実はそんなに当たり前ではないんだという認識を持ってもいいかなという気がします」と感想を述べた。