居酒屋探訪家の吉田類氏(74)、女優・村川絵梨(35)、フリーアナ・宇賀なつみ(36)など、〝酒ツウ〟有名人が14日、都内で行われた、市販の日本酒世界一を決める「SAKE COMPETITION 2023」表彰式でプレゼンターを務めた。

 純米酒部門1位は「雪の松島 海―KAI― ひとめぼれ 純米原酒」(宮城・大和蔵酒造)。「飲んでる酒の数だけだったら、相当ボクも自信がある」という吉田氏は、「純米酒ということで、たぶん一番トップ取りづらい。幅広くて…。(中略)純米が豊かになるってことは、のんべえにとっちゃ非常にありがたいことなんで、ぜひともこの路線、貫いて生きていただきたい」とエールを送った。

 純米吟醸部門トップは「雨後の月 純米吟醸 山田錦」(広島・相原酒造)で、プレゼンターは村川が務めた。利き酒師の資格をもつ村川は「個人的に私は広島のカキが大好きなので、今度広島に行って、焼きガキと『雨後の月』を楽しみたいな」と思いをはせた。

 純米大吟醸部門を制したのは「大嶺2粒 火入れ 山田錦」(山口・大嶺酒造)。酒好きで知られる宇賀はイベント前に試飲。「ホントに口に含んだ瞬間、フワッと華やかで、でも後味はスッキリで、今もまだ余韻が残っていて…すごく幸せな気持ちになるお酒だなぁ」とたとえた。

 720ミリリットルで1万円以上する清酒に絞った「SUPER PREMIUM部門」は「作 智」(三重・清水清三郎商店)が1位となり、三重出身の歌手・Ms.OOJA(ミス・オオジャ=40)が舞台裏エピソードを明かした。

「『作』さんて、三重県でホントによく聞くお名前で大好きなんですけども、今日ここに入って試飲をさせていただいたんですけど、どこの何か分からない状態で飲ませていただいたんですけど、飲んだ瞬間に『おいしい!』っていう声を上げてしまった…」

 この品評会は今年9回目で、コロナ禍もあり開催は4年ぶり。335の酒蔵から1000の酒が出品された。審査員20人がラベルを隠した状態で試飲し、5月の予審、決審会を経てこの日、トップ10などのほか特別賞も発表された。