法務省の特別矯正監を務める俳優の杉良太郎(78)が12日、都内で行われた「網走刑務所における畜産業に係る勉強会」に同じく矯正支援官を務めるお笑いコンビ「TIM」ゴルゴ松本(56)らとともに出席した。
杉は長年、刑務所の訪問や受刑者への談話、法務省幹部との懇談などの矯正事業を行ってきた。本会では、刑務作業における畜産業の可能性を模索することを目的として、網走刑務所にて飼育されたA5ランク和牛が出席者に振る舞われた。
「正直、肉臭い」と杉に辛口評価されたA5ランク和牛にゴルゴは「年齢的にA3くらいの赤みがある物が好きなんですが、非常においしかったです。肉の臭さも感じなかった」とその質を高く評価した。
このコメントに対し、杉は「修行が足りないよ修行が」と叱責。和牛に関しては「A5ランクって言ってるけどこんなもんじゃないよ。受刑者が育ててるからっていう意味で、(評価)基準が違っている」と〝色眼鏡〟をかけるべきではないと語った。
さらに杉は「こういうところでおいしいと連呼してしまうと、良くなくなっていく。厳しいことをいうのが僕の仕事だと思っている」とゴルゴの〝甘さ〟を指摘した。
矯正事業への取り組み自体にもその姿勢を崩さない。「勘違いしてほしくないのは、牛にかかわっているのは網走刑務所の中でたった3人だけ。受刑者がまた罪を犯さず、二度と戻ってこないと決意できるか。そのために活動を広めていかないといけない」と、刑務所での畜産をさらに進めていく必要性を強調した。












