人気グループ「King&Prince」(キンプリ)の平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)の脱退劇がジャニーズの体制をも揺るがしかねないという。3人は22日をもってグループを脱退したが、ティアラ(キンプリファンの総称)らの批判の矛先はジャニーズ事務所に向かっているからだ。もっか同事務所は性加害問題でてんやわんやだけに、ダメージは大きくなりそうで――。

 5人のキンプリが最後となったこの日、岸は会員制サイトの個人ブログを更新し、9月30日をもってジャニーズ事務所を退所することを発表。神宮寺もブログを更新し「寂しいですが永遠のお別れではないと思うので、さよならは言わないよ! じゃあまたねーーー!」とつづり、ファンを安堵させた。

 ある芸能関係者がこう話す。

「CMに出演していたある会社の本社ビル前にはティアラの人だかりができていましたし、ジャニーズ事務所周辺にも集まっていました。この日、グループ脱退と同時に退所する平野と神宮寺が最後のあいさつに来るんじゃないかと思って集まったようです」

 先日は「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)、「King&Princeる。2時間SP」(日本テレビ系)、「Venue101」(NHK)と5人で出演する最後の姿を見せ続けてきた。特に「Venue101」では、最後に「Beautiful Flower」を歌唱した際、平野が歌い出しで感極まり、歌詞が出てこなかったシーンは話題になった。

「あのシーンを見たファンは『平野はやっぱりキンプリとして続けたかったに違いない』と確信しました。辞めなければいけない要因となったのが藤島ジュリー景子社長との確執と言われています。それだけにこのタイミングで、どうしてもティアラの批判の矛先はジュリー社長に向かっています」とはある芸能プロ関係者。

 その批判が図らずも威力を増してしまっている。ジャニーズ事務所は故ジャニー喜多川前社長の性加害問題の真っただ中だからだ。同問題を巡っては、ジュリー氏が動画で謝罪し、これからも社長として問題解決に努めると表明したが…。

「ジャニーズとしては一連の発表でこの問題の幕引きを図りたいようですが、今も『ジュリー社長が会見すべき』『社長を辞めるべきでは』という声は根強い。今回、キンプリが脱退したのもジャニーズの体制に問題があるとみているティアラは多いのです。そのため、ジュリー氏の責任追及の声が強まっています」(同)

 実際にこのままならば、ジャニーズそのものも大ダメージを受けかねないと言われている。

「本来、推しのグループがいなくなるようならば、ほかのジャニーズグループに流れます。ところが、キンプリの場合、そのままジャニーズファンを辞める人が多いと言われています。体制が変わらなければ、また同じことが起こりえますからね。ジャニーズファンを辞めるということは、ファンクラブの会員数減にも直結するだけに、体制変更も余儀なくされるかもしれません」(同)

 激震に見舞われるジャニーズ帝国。今回のキンプリメンバーの脱退は大きな禍根を残すものになるかもしれない。