キャスターの辛坊治郎氏が26日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送のラジオ番組「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」で、民間初の月面着陸が失敗したことについて言及した。
宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)」は26日、同社の月着陸船が同日未明に月面に降下したが、着陸直前に地上と通信が途絶え、着陸が確認できなかったことを明らかにした。燃料が尽きて月に落下し衝突したとみられている。成功すれば官民含めて日本初、民間企業としては世界初の着陸だった。
辛坊氏は「最後、着陸のところが失敗しちゃったんですけども、確かに着陸のところが一番難しい」とコメント。日本では、小惑星探査機「はやぶさ」でイトカワ、「はやぶさ2」でリュウグウという小惑星に着陸したことがあるが、「あれができるのに月はそんなに難しいのかというと、段違いに難しい」と話した。
その理由について、小惑星は重力がほとんどないが、「月って、地球の6分の1の重力があるんです。引力圏内に入ると、月の引力で自然落下が始まるんです」。
辛坊氏によると、月への着陸は「地球より難しい」という。「地球の場合は大気があるんです。空気がありますから、パラシュート、バーンと開いちゃうと、空気の抵抗でユラユラと降りられる」
だが月には大気がないため、パラシュートで徐々に降下するわけにはいかない。「ず~っと着陸するまで逆噴射を続けないといけないという。これが難しいんですよ。小惑星に着陸するのとか、地球に着陸するなんかに比べてもずっと難しい」
今回は途中で燃料が尽きて落下したとみられている。辛坊氏は「宇宙開発には失敗は付きものなので、失敗を重ねながらチャレンジしていくしかない」と話した。











