CM総合研究所は17日、2022年度の企業別CM好感度トップ10などを発表。同ランキングの1位「ベスト・アドバタイザー」に日本マクドナルドが初めて選ばれた。

 発表によると、同社は「風吹ジュンと尾野真千子が母娘を演じ、ハンバーガーのピクルスを親が子どもの代わりに食べるエピソードを温かく描いた作品や、優香が子育て中の女性を演じる作品を放送した企業CMがヒット。そのほか伊藤沙莉、志尊淳共演の『三角チョコパイ』、木村拓哉ら出演の『ひるマック』など、多彩なCMを展開し幅広い世代の支持を集めた」と評価された。

 2位はチョコレートプラネット出演の「これ絶対うまいやつ♪」などの日清食品、3位には草彅剛が〝ハミングの精〟に扮した香取慎吾や郷ひろみらと共演した「ハミング消臭実感」などの花王が入った。木村は4位となったリクルートのCMにも出演している。

 CM総研によると、22年度(22年4月度~23年3月度)にCMを放送した企業は2632社で、6668銘柄、1万4052作品に及ぶ。日本マクドナルドは好感度が2442・0Pパーミル、日清食品は同2309・3Pパーミル、花王が同1556・7Pパーミルだった。調査対象は関東1都6県のモニター(各月4日、19日実査/各月計3000人)。