◇今垣光太郎(53)福井支部63期

 ボートレース若松のプレミアムGⅠ「第24回マスターズチャンピオン」が18日に開幕する。磨き上げられた技と研ぎ澄まされた感覚を備えたベテラン選手が激突。一瞬たりとも目が離せない息詰まる戦いが繰り広げられる。カウントダウンコラム「伝道師走る」第2回は選考勝率1位でドリーム戦1号艇にも選出された今垣光太郎が登場。その胸に秘めた〝ボートレース愛〟を激白した。

 選考勝率(昨年2月~今年1月)7・52は堂々の1位。ドリーム1号艇にも選出された。2019年の第20回大会(宮島)でも優勝しており、V有力候補の一人だ。

 マスターズチャンピオンという大会については「2019年に勝っているけど、年を追うごとにメンバーが強くなってきてレベルが高くなっている。自分が最初に見てきたイメージとはだいぶ違う大会になってきた」という。出場資格の年齢が歳に引き下げられたことで一線級で活躍している選手もマスターズ世代に続々と入ってくる。今年も銀河系軍団(85期生)が参戦してくる。

 もちろん気持ちで負けることはない。「40代の時は50歳。50歳になって53歳までと目標を置いてきたけど、今はその53歳になってしまった。今は55歳くらいまでは、と思っています」と笑顔を浮かべる。

 そして、ボートレースへの熱い思いをこう明かした。

「本当に好き。自分にとっての青春。趣味と仕事と全部が詰まっている」

 大好きなボートレースを続けるためにも体力維持は欠かせない。「トレーニングというよりメンテナンスと食べ物に気を使っている。マッサージも若いころに比べて入念にしてもらうし、ストレッチも重点的にやるようになった」と明かす。

 食事はブロッコリーや納豆、豆乳など植物性のたんぱく質を摂取することで筋肉量を維持。「若い時は食パン好きだったけど最近は口にしていない。肉も食べなくなった。疲れにくくなったし、効果は感じる。肉も食パンも若い時に散々、食べてきたから、もういいかな」と笑う。

 昨年11月には浜名湖GⅠ69周年記念で優勝。今年もすでに2V。3月の平和島クラシックで準優進出。地元・三国のGⅠ69周年記念でも準Vと第一線で活躍している。「いいエンジンを引いた時は結果を出せている。調子としては悪くない」と手応えを感じている。

 今大会に向けては「Fを持っているのでガマン」という。その一方で「やっぱり優勝戦に乗りたい。濃いメンバーの中でドキドキを味わいたい」と少年のように目を輝かせる。ボートレースへの熱い思いを胸にコータローが激走する。